先週、nonの入院費など諸々の支払いをしていないので旦那へ行ってもらうと病院へ電話をかけたのですが…
病理検査などの結果が返ってきているので主治医から説明をしたいと思います、別日で予約をお願いできますか?と看護師さんに言われ。。
私は処置室でのnonの最期の姿が鮮明に…だから行きたくないのが本音。
でも旦那が説明を聞いてもよくわからないだろうし、支払いもあるし、annaのアトピー薬と利胆剤もそろそろ手持ちがなくなるので仕方なく予約して行って来ました。
気持ちを落ち着かせて、まずはannaの症状説明と診察・継続処方・残り4ヵ月分のフィラリア予防薬の処方をしてもらいました。
そしてnonの脾臓病理結果、骨髄検査結果を聞いてきました。
〜骨髄、末梢血液の検査、脾臓組織検査の結果〜
骨髄検査: 巨核球低形成及び軽度の赤血球過形成
⇒血小板を産生する細胞が形成不足、赤血球の過剰形成
末梢血液: 重度の血小板減少症、球状赤血球と奇形赤血球の出現を伴う軽度の再生性正色素性正細胞性貧血
⇒重度の血小板減少、 特異的な形態変化を示す…免疫介在性溶血性貧血、赤血球の形が異常…脾臓機能亢進症、 脾臓で貪食されている可能性
脾臓の病理組織結果:
重度のび漫性の髄外造血とフィブリン塊の貯留
⇒本来なら骨髄で行われる造血が脾臓など髄外臓器で広範囲で行われている、血液凝固(血栓)が貯まっている
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原因としては脾臓機能亢進症または免疫介在性溶血性貧血であろう
上記の結果に質問なんて何もありません、、だって何を聞いてももうnonは居ないのだから意味がない…。
ただ、、主治医には来月以降、annaの受診へ来れるかはわからないと伝えました。
annaも8月上旬に肥満細胞腫摘出術を受けてグレードU低グレードの浸潤なし・遺伝子変異なし・抗がん剤不要の結果ではありましたが、胆泥症など持病があるので定期的に検査が必要なのは十分理解しています。
だけど今は、、これが精一杯。
涙が次々に溢れてこれ以上、病院へ居ることはできませんでした。
nonはどちらの病院も大好きだったけど1泊2日までしかしたことなかったから、、お家に帰りたい限界だったのかななんて思ってみたり。
様々な状況でみんながみんな自宅で最期を迎えられるとは限らない。もちろんわかっています。
でもやっぱり自宅で最期を迎えさせてあげたかったなぁ…申し訳なかったなぁという思いでいっぱいです。
亡くなった当日、nonとのお別れに来てくれたお友達から…
飼い主がそのコことを想って選択した出来事はベストな選択だったんだよ。
だからそのコもその選択で良かったと想ってるよ。
大好きな飼い主の選択だったんだからね。と声をかけてくれました。
きっとどんな最期であっても…
あの時、こういう風にあんな風にって後悔するのかなぁ
そしてnonの献血ドナーになってくれたしずくちゃん。
パパさんとのお散歩中に声をかけさせてもらって、いただいた血液…。
無事に手術が出来たことは報告していましたが、亡くなったことはなかなか言い出せずにいました。
連日遠ーくにお散歩している姿が見えてもどうしても追いかけることが出来ず・・・
初七日を過ぎて時々散歩で出会う方々にあれ?nonちゃんは…と聞かれるようになってきました。
やっぱり早くしずくちゃんのご家族へ伝えなければ、、やっとママさんへまずメール連絡で時間を確認してその後に電話で報告をしました。
本来ならば元気になって退院して良い報告をするつもりだったのに・・こんな形でしかも電話でご報告することになってしまい申し訳ないと伝えると、すごく驚かれていましたが
とてもお辛い時にお話をしてくれて…ありがとう。ごめんなさいね。
色々なことを思い出させて今はとてもお辛いとは思うけれどいつか笑ってnonちゃんのお話ができるようになるまで頑張ってね。
大好きな飼い主に愛されて愛されたまま旅立ったコはこの上ない幸せ者ですよ。nonちゃんは間違いなく幸せな犬生でしたね。と、私の事をとても気遣ってくださいました。
しずくちゃんを迎えられる前に黒ラブ白ラブ2頭を飼っていらっしゃったのでママさんには多頭飼いならではの辛さや寂しさなど…すごく理解、共感してくださって涙が溢れました。
しずくちゃんにもご家族にも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
nonが入院してからannaの食欲が落ち、なかなかフードを食べてくれず手やりや色々なトッピングをして10分後くらいにやっと嫌々ゆっくりゆっくり食べて始めていた状況でした。
日中nonを酸素室へ入れるためannaを一時預かりをしてくれたお友達のペタくんや実兄のアランくんに病院帰り少しだけ会うことが出来ました。
annaはふたりの顔や背中などにスリスリしまくって・・アランくんとは何度か顔を突き合わせて・・お互いに口元をペロペロしあっていました。
兄妹でお話したのかな、、慰めてもらったのかなぁ〜 nonが居ない不安がちょっと解消されたかな??
このあとは安心したのかウトウトし始めて、自宅へ帰ってからもお昼寝突入。
ひとりで出来なくなっていたお留守番も少しづつ克服できて、、あんなに愚図った食事もその夕方からはグズらずに食べれるようになりました。
やっぱり犬は犬同士ってのがあるのかな・・
私たちもannaもみんなに支えられていることに心から感謝です。